認証保育所の不祥事の事例
東京都認証保育所制度スタート以来、初の処分
東京都の認証保育所「じゃんぐる保育園」が、保育士が大幅に不足した状態で運営していたとして、認証取り消しの処分が行われることが決定しました。2008年3月20日に方針が固まり、翌21日に認証取り消しが正式に決定となります。
同園を運営していたのは、さいたま市の「日本保育支援協会」という民間の株式会社で、2007年の8月と12月の2回にわたり立ち入り調査が実施されており、12月には改善指導が行われてました。
不正に受け取っていた東京都からの補助金の数千万円の返還も求めていくことになるようです。
そもそも東京都の認証保育所制度は、深刻な待機児童問題の解消を目的にスタートしたわけですが、このような処分が決定された結果となったことは非常に残念といわざるをえません。
ただ、現在のところ、入所していた乳幼児に何らかの問題、悪影響等が発生したような状況にはないようですので、大事に至る前に対応が取られたことに関しては良かったと思います。
何が問題だったのか
東京都の認証保育所に関する要綱によると、定員30人にて認可されている同園は、本来、施設長を含め合計7名の保育士が必要とされていますが、最初の立ち入り調査が行われた2007年8月までは、実質2名の保育士しか勤務していなかったようです。
様々な面で問題となる行為があったようですが、ここでは大切な我が子を預ける側である、我々保護者の立場として見た問題点を以下に挙げてみます。
- ◆絶対的に保育士が不足している
- ◆入所している乳幼児の成長に沿った年間指導計画が作成されていない
- ◆調理担当者の義務である検便が実施されていない
どれもしっかりと遵守してもらわないと、子供を預けるわけにはいかない項目ばかりです。
正直、ずさんな管理といわざるを得ません。保護者としては、このような保育所には子供を預けないようにしなければなりません。
そのためには、保育所を選ぶ際の見学、下見が欠かせません。当サイトの「保育所選びのポイント」カテゴリをぜひ参考にされていただければと思います。
今回は認証保育所で問題が発生しましたが、全ての認証保育所がこのような体制であるわけではありませんし、逆に言えば、認可保育所だから大丈夫だと言い切ることもできません。
やはり、入所を検討している個々の施設に関して情報をしっかりと集め、下見・見学で直接確かめることが肝心です。実際に通っている方々の体験などもできるだけ集めたいですね。
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