保育所給食の歴史とその取り組み

保育所給食の歩み

保育所給食が外部委託されることに対し、特に何も感じない方も多いかもしれません。私自身もその一人でしたし、外部の業者が保育所給食を作ることに対し否定的な感情を抱いているわけでもありません。

ただ、我が子の安全を考えると、大丈夫なのか確認したくなるのは親の情というものでしょう。特に保育所給食のこれまでの歩みを知ると、外部に委託されてしまうのは惜しいと思ってしまいます。

保育所給食の歴史は戦後復興期までさかのぼるようです。当初は国全体が食糧難であり、保育所の子供達の腹を満たすという観点が最も重要視されていました。その後、少しずつ質の向上、栄養価の向上が図られていきます。

1970年代になると日本の高度経済成長が著しくなり、雇用も増え、働く女性も増え始めます。そんな中で、幼児だけでなく乳児も預かって保育サービスを提供する保育所や、延長・長時間の保育を実施するところも出始めるようになっていきます。

保護者もよりよい我が子の保育環境を求め、様々な意見交換等が行われ、保育所給食の質・内容も充実していきます。国の基準を大きく上回るような保育所も、多々現れていたようです。

保育所給食の向上を支えた舞台裏

このような素晴らしい状況の裏側には、保育所給食をつくる調理職員と、それを子供達に食べさせる保育士との間に、非常に良質な連携が存在し、よりよい保育所給食を子供達に提供するという共通の目的の実現のために、一致団結したチームワークがあったと言われています。

つまり、栄養や調理方法などに長けた調理職員と、食育や子供達の心身の成長などの分野に長けた保育士が、それぞれの意見をぶつけ、さらに良いものを作り出すそうとする、いわゆる「非常に建設的な構造」が出来上がっていったんです。

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